【未解決事件の闇18】女性編集者失踪・容疑者Xと元配偶者の離婚
事件当時、容疑者Xは今の妻とは別の女性と結婚していた。最初の妻、Y子さんである。そのY子さんに代わり、Xのことについて、彼女の両親に話を聞くことができた。Y子さんの父親は言う。
【未解決事件の闇17】女性編集者失踪・愛人の影~「殺してと言ったら本当に殺してしまった」
失踪当夜の午前2時すぎ、Xは愛人のA子に電話をかけ、5分あまり話している。そしてこの電話の後、A子は仲のいい友人にとんでもないことを漏らしたという。ある捜査関係者は証言する。
【未解決事件の闇16】失踪女性を知る重要人物に会う「実名出してもええんやで」
辻出さんが失踪した直後とみられる1998年11月25日未明、XがA子に電話をしたことはすでに記した。Xが電話をかけたのはもう一人いる。それは一時期Xの家に居候していた友人のNである。三重県最南部にある ...
【未解決事件の闇15】女性編集者失踪・彼女が消えた現場はいま…
辻出さんが働いていた伊勢文化舎から現場となった損害保険会社駐車場に向かう。伊勢文化舎のあたりですでに伊勢市の外れという感じだったが、そこからさらに東へ1キロあまり。街灯はなくなり、緑が多くなる。3分ほ ...
【未解決事件の闇14】女性編集者失踪・Xの反撃と八方ふさがりの捜査
無罪となった後、Xは2001年になってE子や元妻、その同僚のホテトル嬢を偽証と誣告をしたとして損害賠償で訴えている。また国を相手取っても訴訟を起こしている。相手は検察官と捜査を担当した刑事、つまり検察 ...
【未解決事件の闇14】女性編集者失踪・Xの反撃と八方ふさがりの捜査
無罪となった後、Xは2001年になってE子や元妻、その同僚のホテトル嬢を偽証と誣告をしたとして損害賠償で訴えている。また国を相手取っても訴訟を起こしている。相手は検察官と捜査を担当した刑事、つまり検 ...
【未解決事件の闇13】女性編集者失踪・なぜ容疑者Xは無罪になったのか
ではなぜXは無罪となったのか。1999年10月5日、Xに対して下された無罪判決の理由、その要旨は次の通りである。
【未解決事件の闇12】女性編集者失踪・容疑者Xが逮捕された別件の詳細
容疑者Xは辻出紀子さんの事件で逮捕されることはなかった。警察が調べているうちに浮かび上がってきた別件で立件し逮捕されたのだ。それはホテトル嬢であるE子を逮捕監禁したというもので、辻出さんがいなくなる前 ...
【CIA内部文書】暴露された「スパイが入国審査を突破するテクニック」2
入国審査が厳しい国はどこか。筆者の経験では英語圏はどの国も厳しい。米国、カナダ、英国、オーストラリア、香港を複数回、訪れたが、そのたびに矢継ぎ早に質問を受けた。ニュージーランドと北キプロス・トルコ共和 ...
【CIA内部文書】暴露された「スパイが入国審査を突破するテクニック」
米中央情報局(CIA)の「スパイが入国審査を突破するためのテクニック」などを記した内部文書が暴露された。ウィキリークスが2014年12月21日、公開したCIA作成の文書2本――「2次審査を生き延びる― ...
【未解決事件の闇】伊勢女性編集者失踪事件のこれまでを総括する
伊勢の出版社に勤務していた辻出紀子さんの行方がわからなくなってから、16年が経った。事件当日の11月24日、現場近くのショッピングセンターでは、辻出さんの両親が情報提供を呼びかけるビラ配りを今年も行い ...
【未解決事件の闇11】女性編集者失踪・容疑者Xの知られざる真実
筆者が取材を進めていくうちに、どのような捜査が初期段階で行われたのか、次第に分かってきた。これまでの報道では知らされていない事実を発掘することで、事件の真相に迫ってみたい。
【未解決事件の闇10】女性編集者失踪・ミャンマー逃亡説の検証で難民キャンプを訪問
辻出さんは失踪する前日までタイ旅行に出かけていた。日程は1998年11月19日から23日であった。向かったのはメーソットという町から車で1時間弱にところにある難民キャンプだった。そこはモケという、辻出 ...
【未解決事件の闇9】女性編集者失踪・売春島にいる説を検証~2ちゃんねる情報から
辻出さんの失踪事件は解決の目処がたたないだけに、ネット上で憶測を呼んだ。その中には、県内にある「売春島」で監禁されているのではないか、という説もある。
【未解決事件の闇8】女性編集者失踪・三重県内に拉致の形跡を探してみる
「三重県内に拉致の形跡を探してみる」リアス式海岸が多く、志摩半島を有している三重県は海岸線がものすごく長い。だから目立たずに小船をつけることは実はそんなに難しい事ではないのかも知れない。
【未解決事件の闇7】女性編集者と接触した重要人物に拉致関与疑惑が浮上
「Xが北朝鮮の拉致に関係しているという説は本当か」特定失踪者問題調査会のMさんはこうも言っていた。
【未解決事件の闇6】失踪した女性編集者、北朝鮮でよど号関係者と接触か!?
辻出さんは北朝鮮に自ら渡り、よど号グループへのインタビューに成功した後、姿を消したと調査会のM氏は語っていた。
【未解決事件の闇5】編集者失踪事件「MLに北朝鮮へ渡った証拠がある」
「北朝鮮へ行ったのは本当か」辻出紀子さんは失踪前、とあるマニアックなメーリングリストに入っていた。
【未解決事件の闇4】北朝鮮へ自ら渡航説!? 失踪した女性編集者の気になる行動
特定失踪者として認定され、北朝鮮からの帰国が期待される人物は日本各地にいる。このシリーズで追っている辻出紀子さんもその一人である。7月初旬、「生存者リスト」の存在を日経がスクープした直後、三重県津市郊 ...
【未解決事件の闇3】北朝鮮に拉致された!? 女性編集者失踪事件の深まる謎
7月初めに日経新聞が北朝鮮に関してスクープした。それは同国に生存している日本人のリストを北朝鮮が日本政府に提示したというもの。おそらく秋には大量の日本人の帰国が果たされるはずだ。
【未解決事件の闇2】女性編集者失踪事件の容疑者逮捕…しかし一転無罪へ
辻出紀子さん失踪の鍵を握るXを三重県警は翌年1月下旬から9日間、任意同行を求め連日取り調べをした。Xが怪しいと踏んだのは、彼女の携帯電話の通話履歴を調べたところ、24日当日、何度か辻出さんに電話をかけ ...
【未解決事件の闇1】雑誌GON!にも登場した女性編集者が謎の失踪
1998年11月24日、三重県に住む24歳の女性が姿を消してから、16年がたとうとしている。失踪したのは辻出紀子さんという県内在住の編集者兼記者。前日にタイ旅行から帰国し翌24日に出社。残業して仕事を ...
北緯53度・東経160度に到達か!? 20年前に消息不明「風船おじさん」の足取りを追った!
自作のゴンドラ風船に乗って、アメリカへ飛んだ男――。男の名は鈴木嘉和、風船の名をファンタジー号という。あれからおよそ20年、すっかり人々の記憶から忘れ去られてしまったが、あなたはあの『ミスター風船』を ...
各国でキラキラネーム拡大の危機…貧困や犯罪率にも影響か
先日、米テネシー州で「メシア」と名付けられた男児に対して、同州判事が名前の変更を命じたことが大きな話題となったばかり......