「むしゃくしゃしてやった」 犯罪を犯した者が語るこの動機の裏には一体どんな心の葛藤があったのか 社会に叩きのめされた放火魔裁判
「むしゃくしゃしてやった」 それが石崎学(仮名、裁判当時46歳)がゴミ集積所のネットにライターで火をつけた理由でした。 幸い火はすぐに消し止められ怪我人も出ませんでしたが、最も火勢が強か ...
「お金がない…」を理由に犯罪に走る老人の裁判は毎日のように行われている “明日、死ぬかもしれない”という人々に虚しく響く裁きの声
2019年6月、金融庁の「老後資金が2000万円不足する」という報告が話題になったことはまだ記憶に新しいと思います。その後、経産省が出した試算によると余裕のある老後を過ごすには2895万 ...
沢尻エリカ被告有罪で戦々恐々 大物ミュージシャンと大物俳優はもう「止めた」のか?
合成麻薬MDMA等の所持等の麻薬取締法違反で起訴された女優・沢尻エリカ被告(33)に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)が判決が東京地裁で言い渡されました。 芸能界のドラッグ汚 ...
沢尻エリカの『女優引退宣言』もどき発言に人々の声は? 「芸能界に損失だ!」「情状酌量狙い丸出し」
1月31日、麻薬取締法違反の罪に問われた女優・沢尻エリカ被告の初公判が、東京地裁で開かれました。そこで口にした女優引退宣言とも思える発言に注目が集まっているようです。 関連記事:超有名ミュージシャンA ...
知ってた? “ミニ保険”の存在 「痴漢」や「悪天候」も保証してくれる掛け金の安い驚きの保険があった!
つい先日に生命保険の掛け金が高いという記事を書きましたが、みなさんは「ミニ保険」って知ってますか? この「ミニ保険」は別名で、正式には「少額短期保険」という名称です。ものすごくカンタンに ...
「女優引退宣言」 沢尻エリカ被告は本当に更生できるのか 裏社会の人間が「またやる可能性も」
元女優沢尻エリカ被告に1月31日に懲役1年6カ月の求刑がなされました。19歳からコカイン、LSD、MDMA、大麻などを使用。9年に渡って「積極的」に使用し続けていました。 「これは依存と ...
「ミスター東大」に懲役3年執行猶予5年 無罪主張かなわず 弁護活動がイマイチだった?
「ミスター東大事件」の判決が出ました。強制性交の罪で起訴された稲井大輝被告(26)に対して東京地裁は1月30日に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。2018年9月、東京・新 ...
中学生の頃から大麻を吸ってきた男(27)が手を出した理由が深刻だった 簡単に入手できるこの国で彼は絶つことが出来るのか?
成瀬一徳(仮名、裁判当時27歳)にとって被告人として法廷に立つのは3度目のことでした。過去の2回はいずれも大麻取締法違反、そして今回もまた同じ罪名での裁判です。 2回目の裁判では懲役8か ...
元NGT48山口真帆さん暴行裁判は新証拠出ず 社名を変えたAKSは長期化の構え 「和解の動きはない」
NGT48のメンバーだった山口真帆さん(24)=脱退=が自宅に押し掛けたファンの男性2人に暴行を受けたとされる事件を巡って、NGT48を運営するAKSが、男性らを相手取って提訴してから半年。双方ともこ ...
悪徳弁護士に気をつけろ! 弁護士業界にも不況の嵐か「悪い奴」になびく者たちが急増 そういう「輩」を見つけた時は――
女子高生らにアダルトビデオへの出演を強要して、強要剤や職業安定法違反で有罪判決を受けた元DVD販売サイト運営者の顧問弁護士の菅谷幸彦弁護士(55)が20日付けで懲戒処分を受けた旨が報じら ...
神奈川県厚木市立小学校で教師が生徒をイジメている! なんと小学校校長が発達障害の教え子に差別発言 音声データの存在も
いじめ被害者が行政を訴えて、勝訴した報道がなされました。氷山の一角で、類似事案は全国に多くあるようです。当サイトでは、イジメを隠蔽する行政の闇、弁護士を立てずに本人訴訟で行政を訴える原告 ...
ホームレス画家が逮捕 実家が裕福だったことがバレる 生活に困り果て思い付いた犯罪 裁判官の助言にも「今度は計画的にやります」
山田佳林(仮名、裁判当時26歳)は半ば衝動的に実家を飛び出しました。 「実家で生ぬるい生活をしていたら、私の夢は絶対に叶わない」 彼女は画家になることを夢見ていました。美大を卒業後、ギャ ...
殺人を犯した友人が「かくまってくれ!」 手を差し伸べると同時に成立する“犯人蔵匿罪” いったいどんな刑を受けるのか?
平成31年1月21日午後6時ごろ、歌舞伎町のカラオケ店で韓国籍の李興宗さん(65歳)が胸や腕を拳銃で撃たれ殺害されるという事件が起きました。 犯人は犯行後、実弾入りの拳銃を持ったまま逃走しました。 そ ...
「超ド変態 でかクリ 淫乱様」 顔が分からないから妄想が膨らんだ? 面識のない女性に猥褻な手紙を投函し続けたストーカー裁判の判決は
ストーカー規制法で起訴された秋山欣央(裁判当時46)は被害女性Aさんとは全く面識がありませんでした。挨拶程度の会話すらしたことがなく、Aさんからすれば完全に知らない人でした。 ある日、彼 ...
自転車のながらスマホで通行人を轢き殺した女性 なぜもっと取り締まれないのか? 裁判所で被害者遺族が悲痛な叫び
中村さとみ(仮名、裁判当時31歳)は焦っていました。 助産院の予約を9時から取ってあるのに、時刻はすでに9時10分になっていました。もう10分の遅刻です。しかも助産院の場所がよくわかりま ...
新成人の裁判傍聴 晴れの舞台に“前科”を背負う者たち 与えられた「自由」の代償とは
黒沢翔大(仮名)は令和元年11月25日に20歳の誕生日を迎えました。新成人の仲間入り。とてもめでたいことです。これからは1人の立派な大人として頑張っていってほしいものです。 さてそんな節目となった誕生 ...
ドヤで結核に感染、ホームレスになり万引き 裁判で男が語った文学的第二の人生が興味深い
傍聴のために裁判所に通っていると、書店で本を万引きする、という事件の裁判を傍聴することが頻繁にあります。だいたいが転売目的での犯行ですが、中には実際に本を読みたくて万引きする者もいてその動機は人それぞ ...
ゴーン被告が名前を出す予定だった政治家とは “トークショー”と揶揄された会見の裏側に見えるもの
日本時間1月8日22時に始まった記者懇親会で、カルロス・ゴーン被告は、被告の追い出しに動いた日産幹部の名前は挙げたが、協力した政治家の名前は口にしなかった。 ゴーン被告は「日本政府関係者の名前は明かさ ...
競馬場に電話をして逮捕 男が情報を求めてかけ続けた理由は「競馬新聞は高いから」でした|裁判傍聴
札幌市内で一人暮らしをしていた福田篤司(仮名、裁判当時65歳)は定年退職後に「頭を使うために」趣味として競馬を始めました。この新しい趣味にのめり込んでしまったことが事件の発端でした。 関連記事:ゴーン ...
白昼堂々と神社で賽銭泥棒 親から貰う2万円の小遣いを使い切って思い付いた犯行 父親は「発達障害かも」と病気のせいに
佐藤陸人(仮名、裁判当時28歳)は昼食を家で食べた後、いつものように外へでかけました。行き先はいつものゲームセンターです。この時彼はお金を持っていませんでした。毎月親から20000円のおこづかいを貰っ ...
「女性が嫌がるとは考えられない」 匂いを嗅ぎ、精液をかけ続けた男・調理師専門学校生30歳の言い訳とは
都内にある大型雑貨店で商品を見ていた被害女性Aは、背後になにか違和感を感じて振り向きました。彼女のすぐ後ろに、陰茎を露出し握りしめている見知らぬ男が立っていました。 関連記事:焼き肉屋で ...
傍聴席から見た79歳女性の万引き犯 「お金を払いたくないな…もらっちゃおうかな」 彼女に下された判決とは
スーパーで買い物をしていた佐々木長子(仮名、裁判当時79歳)は、買い物カゴの中にある自分で入れた商品を見て 「お金を払いたくないな」 「もらっちゃおうかな」 「人がいないからいいかな」 と思ってしまい ...
住所不定の元夫が妊娠中の元妻を暴行 逮捕後も元妻へ聞くに堪えない暴言 それでも男が反省しない理由とは
西巻健太(仮名、裁判当時36歳)とその妻葉子は結婚後、わずか1年たらずで離婚をしました。二人の間に産まれた子どもの親権は葉子に渡り、1人で子どもを育てていました。離婚後も二人は時々会っていたようで子ど ...
なぜ元農林水産事務次官の熊沢英昭被告は保釈されたのか 実刑判決後でも保釈できる? 東京高裁が下した判断とは
元農林水産事務次官の熊沢英昭被告が東京都練馬区の自宅で長男である熊沢英一郎さん(当時44歳)を殺害した事件について、犯行に至る経緯や犯行状況などが注目を集め裁判の模様は連日報道されていました。判決は懲 ...
NGT48裁判 被告が準備書面で山口真帆さんの携帯番号を提出 「個人的つながりの証拠」になるのか?
新潟を拠点とするアイドルグループ、NGT48のメンバー、山口真帆さん(24)=脱退=が自宅マンションでファンから暴行を受けた事件から8日で1年となる。 今年7月に始まったAKSが実行犯2人を相手取り ...
私たちはこんな男の為に働いているのか? 生活保護費をパチンコに費やしスーパーで強盗 有り金を使い切った男の言葉
住んでいたアパートの電気は料金の未払いで停められていて、全財産は財布の中に入っている数百円のみ。それが川越猛夫(仮名、裁判当時73歳)の犯行時の状況です。 こうなった原因はパチンコでした。毎月、家賃分 ...
違法薬物事件は本当に「被害者のいない犯罪」なのか? 法廷で自分の子どもに厳しい言葉を投げかけた母親の声
都内でバーを経営していた高部大地(仮名、裁判当時35歳)の覚醒剤使用のきっかけは「ネットの掲示板で知り合った人」との出会いでした。その人物に何度も覚醒剤を使うよう勧められましたが「幼い頃からダメだと教 ...
「仲間が馬鹿にされたから」 顔面をサッカーボールのように蹴りまくった男 私は法廷で被告人の正義ヅラに反吐が出そうだった
「仲間や友人を大切にする」という考え方はだいたいの場面において良いこととされています。もちろん自分が大切だと思う人を守ろうとすることは素晴らしいことです。少年漫画ではありがちですが、仲間を傷つけられた ...
女性と関わったことがない… 頭は良くても仕事ができない… ストレスの溜まった男(34)は小学校へ侵入し――
裁判官は鈴木友哉(仮名、裁判当時34歳)に対して厳しい言葉を投げ掛け続けました。 「あなたねえ…これ、話にならないですよ。刑務所行くしかないよね? 前も同じようなことやって捕まってるんだから、その時に ...
「自爆テロ起こすからな 首洗って待っとけよ」 ある会社に送られた1枚のファックス 誰もが唖然とした犯行理由
事件現場は都内に本社を構えるある金融業の会社でした。 たった1枚のファックスのために、被害会社の業務は著しく妨害されることになりました。会社の役員は全員ファックスを受信したその日のうちに急遽都内の本社 ...
反骨の「ブリーフ裁判官」 安倍総理とその仲間達の集まり『桜を見る会』を痛烈批判
SNSにブリーフ姿の画像などを投稿したことから、『ブリーフ裁判官』としても有名な岡口基一裁判官の2019年11月11日の朝のFacebookの投稿が波紋を呼んでいます。 【どうして削除するのだろう? ...
風俗とデータ入力の仕事では賄えず… 男性アイドルを追いかけるため盗みを働いてしまった女の裁判
東京ドームで開催された男性アイドルグループのライブに来ていた女性は、隣の席にいた女の動きに不審なものを感じていました。 ライブの終わり、アンコールの最中にもかかわらず席に座り込み、曲の途中で席を立って ...
タレント・ふかわりょうさんの「ストーカー裁判」の一部始終 女性は「ふかわさんは神様のような存在でした」
佐分利彩(41歳)は2年程前からタレントのふかわりょうさんにストーカー行為を繰り返していました。彼の出演するイベントに参加しその会場で彼に抱きついて追い出されたり、自宅近辺で待ち伏せをしたりしていたよ ...
母はユーチューバーと付き合い出した娘を心配していた 錯乱状態になり隣の家に飛び込んで逮捕 裁判で語られた“クスリ”の恐怖
菅野さくら(仮名、裁判当時22歳)の母は、娘の交際相手である「シミズ」という男にいい印象は抱いていませんでした。 「シミズとは会ったこともありますが…外見とか職業…印象は良くなかったです。交際に反対し ...
母、妹、彼女… 自分より弱い者に暴力を振るい続けた男の裁判 検察官と裁判官が怒りの尋問をぶつける!
関谷大貴(仮名、裁判当時28歳)は中学卒業後は父親の経営する工場で働き始めましたが長続きせず、他の職業を転々としましたが、ここ数年は無職のままでした。 働くこともなく、ずっと自宅にいる彼は数年前から同 ...
アイドルの握手会に泥酔して並んでいた男 咎められてスタッフに殴りかかる 裁判で語った“動機”とは?
2014年、AKB48の握手会イベントでのこぎりを持った男がグループのメンバー2人とスタッフ1人を切りつけ負傷させた事件がありました。それ以来、おそらく警備は強化されているのだとは思いますが、不特定多 ...
117キロでガードレールに衝突した合コン帰りの男 その時、偶然近くにいた新聞配達から帰宅する中国人留学生が……
カラオケ店での合コンを終えた荻野和真(仮名、裁判当時23歳)が女性を車で家まで送った時、すでに明け方の6時頃でした。これから家に帰ってすぐに運送のバイトに行かなければなりません。 「疲れてたので早く帰 ...
子どもを守るための「送迎バスの中」で運転手が性犯罪 保育施設から解雇されても被害者の心の傷は消えず
犯行現場は中郷昌則(仮名、裁判当時74歳)が運転する保育施設の送迎バスの車内でした。被害者は保育施設に通う子どもです。犯行は子どもを自宅に送り届ける途中に行われました。その時車内は二人きりで、他の子ど ...
綾瀬女子高生コンクリート殺人の主犯格・湊伸治被告が傷害罪での第六回公判で見せた“反省”と“被害妄想”
綾瀬女子高生コンクリート殺人、あまりの残虐さに今もなお語り継がれる凶悪事件です。その主犯格の1人、当時少年で今は46歳になる湊伸治が再び事件を起こし裁判を受けています。 事件の内容は二人組の男性とケン ...
「初めての子、5あげます」 未成年を買春しまくった男(44)の職業は教育者だった 身勝手すぎる裁判内容
最終陳述で神田康友(仮名、裁判当時44歳)はこんなことを話していました。 「もう二度と再犯を犯さないことを誓います。私はこれまでの人生で自分で決めたことは必ず守ってきました」 さて、彼の前歴を見ると自 ...