佐野義英(仮名、裁判当時58歳)は平日の午前8時頃にJR千葉駅の改札を通り総武線上りの電車に乗り込みました。通勤ラッシュの時間帯です。 裁判で彼は、 「東京がどうなってるか確かめたかった。街を巡りたか ...

タトゥー、刺青は日本古来の文化なのか 一部の人間から画期的と呼ばれた判決が成されてました。彫り師が医師法を取得しないで刺青やタトゥーを入れるのは違法だとして、訴訟を起こされました。が、最高裁で彫り師に ...

数年前から外国人技能実習生の失踪が大きな社会問題となっています。失踪する実習生の人数は毎年数千人にのぼります。失踪の理由は様々ですが、不満を抱えて受け入れ先の企業から逃げ出してしまう実習生は後をたちま ...

  藤岡秀平(仮名、裁判当時79歳)には前科がありました。平成4年、6年、14年、16年、17年に逮捕され、17年に捕まった時には懲役6ヶ月の実刑判決がくだされました。それから10年以上、彼 ...

およそ10年前のことです。新林修(裁判当時77歳)は宇宙の最終真理を発見しました。 法廷では彼が発見したというその「宇宙大規模構造形成根本原理」について熱弁を振るう場面もありました。 「常識的に、宇宙 ...

清田秋江(仮名、裁判当時63歳)には、平成17年から18年の間に複数回万引きで謙虚された前歴がありました。夫と離婚し、女手一つで4人の子供を育てていく中で経済的に困窮して万引きをしてしまったのです。 ...

  2007年、旧薬事法改正によりセックスドラッグとして知られていたラッシュが指定薬物となり、業者による販売が違法となりました。2014年からは個人でラッシュを輸入することや所持、使用も違法 ...

  その日、都内の焼き肉レストランで金田和也(仮名、裁判当時24歳)と同僚のアベ、スガノ、ムラタは食事をしていました。仕事終わりに、アベの誕生日を祝うという名目で4人は集まったのです。 同じ ...

  白鳥正人(仮名、裁判当時35歳)には傷害の前歴が2件ありました。その2度とも捕まった後で「もう暴力は振るわない」という旨の誓約書を書いています。2通の誓約書が守られることはなく、彼は3度 ...

刑事事件の裁判を傍聴していると、 「絶対に許せません」 というフレーズを耳にすることがたびたびあります。これは被害届の定型文のようなものであって、被害者が実際には大して怒ってない場合でも被害届ではだい ...

  何か嫌なことがあって落ち込んでいたりイライラしていたり、精神的に不安定な時。 こんな時にお酒を呑みたくなる人は多いと思います。こんな時のためにお酒はあるのではないかという気さえします。 ...

  傍聴席から見た小柄で細身の西巻秀平(仮名、裁判当時54歳)の姿は、どこか神経質そうな雰囲気が漂っていました。 彼はコンビニでスポーツ新聞とタバコを万引きしたという窃盗罪で裁判を受けていま ...

  三浦祐介(仮名、裁判当時26歳)がいきなり立ち上がり窓のカーテンを閉めた時、被害女性は大きな不安を抱きました。それでも自然な風を装いながら話を続けました。相手が「お客様」だからです。不安 ...

  平成27年に傷害罪、30年に暴行罪で検挙された福澤正勝(仮名、裁判当時61歳)は令和2年に再び暴行罪で検挙されました。被害者は三回とも同じ人物です。今回の犯行時、86歳だった実母でした。 ...

  イギリス出身のランビール・ダワン(仮名、裁判当時39歳)は平成18年に来日し永住資格を取得して以降、ずっと日本で暮らしていました。 彼は平成26年から都内のホテルで働いて生計を立てていま ...

  私が裁判傍聴の際に取っているメモには、法廷に入ってきた服部勇士(仮名)の第一印象が「25歳ぐらい。肥満」と書いてあります。童顔というか、どことなく幼さが残る顔立ちを見てそう書いたのですが ...

  傍聴席から見た中後大樹(仮名、裁判当時39歳)は、顔立ちも物腰もとても穏やかそうに見えました。発言する際も慎重に言葉を選びながら丁寧な言葉づかいをしていたのが印象深かったです。 その姿か ...

  都内に以前からとても評判になっている一軒のパン屋があります。この店の目玉商品は食パン。1日に10本ほど数量限定で販売される食パンは1斤1000円という値段にも関わらず、すぐ売り切れてしま ...

  「まだ酒が残ってて、捕まった直後は『やってない』と言ってしまいました。たまたまぶつかったふりをして触ろうと思ってさわりました」 夕方5時過ぎ、浅草の路上でいきなり見ず知らずの女性の陰部を ...

  「新宿に行こう」 吉鶴龍太郎(仮名、裁判当時58歳)はそう思い立ち歩きだしました。目指す場所は新宿西口公園。そこには手配師のような人間がいて仕事の斡旋をしてもらえるという噂を聞きつけたの ...

  留学生資格で平成27年に来日したベトナム人女性のミン・ホアン(仮名、裁判当時24歳)は、日本語学校を卒業した後に美容の専門学校に通いはじめました。 「私は日本が好きです。日本での生活も好 ...

  新型コロナウィルスでコロナにかこつけた犯罪も増加しつつあります。もちろん、それらもコロナ同様,見逃してはいけません。そして、そういった犯罪から私たちの日々の生活を守ってくれるのは警察官で ...

  立花佳佑(仮名、裁判当時22歳)が被害者の女性と知り合ったきっかけはゲームのアプリです。ゲーム内で意気投合した2人はラインを交換し直接会うことになりました。その後カラオケや食事に行くなど ...

  「この人痴漢です!」 電車内で被害者の女性(事件当時32歳)に声を挙げられ腕を捕まれた時の心境を初芝宗一(仮名、裁判当時54歳)は、 「頭が真っ白になった」 と語りました。女性が声を挙げ ...

  3月24日、「和歌山毒物カレー事件」で死刑が確定している林真須美死刑囚(58)の再審請求即時抗告に対して、大阪高裁は再審を認めない決定を下しました。 「和歌山毒物カレー事件」は1998年 ...

  2019年8月、茨城県守谷市の高速道路で「あおり運転」をした男性が傷害と強要容疑で逮捕・起訴された事件がありました。 事件報道が過熱化し、ガラケーを持った女性が同乗していたことが報じられ ...

  早朝の7時前、被害者の女性(事件当時17歳)は自宅で就寝中でした。そこに犯人の男がやって来ました。男は被害者の着ていたタンクトップを捲り上げました。手にはスマートフォンを持っています。男 ...

  「ケンちゃんは、無罪の判決が出ると思ってからかなり凹んでいるみたいで心配です。今までの報道に対して本人は色々言いたいことがあって、3月に判決が出たらYouTuberになると周囲に漏らして ...

  かつては数々の女性と浮名を流し、故・梅宮辰夫の愛娘、梅宮アンナとカップルだった当時は「ペアヌード」を出すなどメディアに露出、浮気をしても「誠意大将軍」として引っ張りだこだった、元タレント ...

  都内で設計事務所を営む横田忠一(仮名、裁判当時62歳)は、本業をこなしながら町会の仕事や学童保育OBとしての活動に精力的に取り組んでいました。生活も安定していて、妻子とともに何の問題もな ...

  事故が起きたのは時刻は午後9時10分、入院中の実母の見舞いを終えて寺嶋竜蔵(仮名、裁判当時57歳)が車で自宅に帰る途中のことでした。 前方を走っていた車が信号手前で急ブレーキを踏み減速し ...

新潟を拠点に活動するアイドルグループ、NGT48の運営が、元メンバー、山口真帆さん(24)=脱退=を襲ったとされるファンの男2人と和解か? 1年近く続いた裁判が終結に向けて動きそうだ。   ...

  2011年10月、大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺したのは「いじめ」が原因だとして、男性生徒の両親が元同級生3人らに計3850万円の損害賠償を求めていました。   ...

マレーシアから90日の短期滞在資格で来日した少年甲(氏名非公表、裁判当時18歳)は来日の目的を「観光」だと供述していました。 「東京タワーを見たかったです。あと、マレーシアには雪が降らないので、日本で ...

  アンドレア・ロアイザ(仮名、裁判当時20歳)は交際相手のカルロスとともにコロンビアから来日しました。 二人が日本に来た目的、それは窃盗でした。 彼らが狙ったのは閑静な住宅街に建つ一軒家です。アンド ...

インドの映画製作者が、韓国映画の『パラサイト』は自らの映画を盗用したものだと訴えている。 盗用を主張しているのは、インド映画『ミンサラ・カンナ』の製作者。『ミンサラ・カンナ』は愛する女性と結ばれるため ...

  「むしゃくしゃしてやった」 それが石崎学(仮名、裁判当時46歳)がゴミ集積所のネットにライターで火をつけた理由でした。 幸い火はすぐに消し止められ怪我人も出ませんでしたが、最も火勢が強か ...

  2019年6月、金融庁の「老後資金が2000万円不足する」という報告が話題になったことはまだ記憶に新しいと思います。その後、経産省が出した試算によると余裕のある老後を過ごすには2895万 ...

  合成麻薬MDMA等の所持等の麻薬取締法違反で起訴された女優・沢尻エリカ被告(33)に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)が判決が東京地裁で言い渡されました。 芸能界のドラッグ汚 ...

1月31日、麻薬取締法違反の罪に問われた女優・沢尻エリカ被告の初公判が、東京地裁で開かれました。そこで口にした女優引退宣言とも思える発言に注目が集まっているようです。 関連記事:超有名ミュージシャンA ...