連載
平成のお笑いは「くだらなくて面白かった」 令和のお笑い芸人を育てた番組
今やお笑い芸人といえば、テレビの「司会者」「レポーター」や、YouTuber的な存在と思っている若者も多いだろう。しかし、平成の時代、お笑い芸人はまごうことなき「お笑い芸人」だった。何しろテレビで芸を ...
新聞の社説はなぜ新成人に偉そうなのか そして伝説の「尾崎豊社説」で炎上した朝日新聞の今年は?│プチ鹿島
新聞が1年でもっとも面白い日は「成人の日」ではないか? 理由は成人の日の社説がたまらないからです。 まず、新聞の社説は「大御所の師匠が説教している」と思って読むと急に楽しくなります。私のおススメの新聞 ...
平成エロティシズム史をたぐってみた 文化としての「エロ」考察
平成は「エロ」における「おかず」が進化した時代だった。昭和の時代はエロ本が中心で、雑木林や橋の下に行くと、雨で塗れた後乾燥し、ガピガピになったエロ本を小学生だった我々は調達をしたものである。そして皆で ...
旧統一教会報道に疑問 他人事のように鈴木エイト氏らを褒めていた大手メディア│プチ鹿島
旧統一教会問題は政治家だけでなくメディア論でもあると思います。 先日こんなコラムを読みました。毎日新聞の専門編集委員がジャーナリストの鈴木エイト氏について書いていたのです。 《事実を突きつければ事態は ...
バイトがモテモテだった平成時代 『FromA』でバイトを探していた頃
今や都会のコンビニや飲食チェーン店は人手不足もあってか、外国人の労働者を雇うようになっている。しかし、平成初期の頃、まだバブルの薫りが若干残っている頃は「フリーター」がもてはやされていることもあり、学 ...
「沖縄問題は視聴率がない」? ふざけるな! 沖縄県知事選で分かったメディアの傲慢さと県民の切実な声 「心が折れてしまう」
沖縄知事選を見に行ってきました。私プチ鹿島とラッパーのダースレイダーで前半と後半で2回行き、合計で1週間以上滞在しました。 私たちに選挙現場を見る「漫遊」の楽しさを教えてくれたのは畠山理仁さんです。畠 ...
第二次岸田内閣のニックネームをつけてみました 旧統一教会の身体検査は大丈夫?│プチ鹿島
岸田首相が内閣改造をおこないました。 今回の内閣はなんとネーミングすればいいんでしょうか。新聞・通信社から聞かれたのでいくつか考えてみました。まず、 ①「慌てて換気内閣」 そもそも内閣改造は9月だと報 ...
「池上無双」は実は腰が引けている ネット配信で政治家の実態が分かる時代に│プチ鹿島
参院選が終わりました。私は子どものころから選挙特番が大好きで、そのために選挙記事を読みはじめたくらいでした。なぜそんなに選挙特番に惹きつけられたのだろうと考えると、テレビのおもしろさが全部詰まっていた ...
「CDに焼いておいて」 もう誰も知らないビジネス用語について考えてみた
IT比較サイト「ストラテ」が、全国の15~29歳の男女300人を対象に行った「VHSに関する認知度調査」の結果を発表した。「VHSを知っていますか?」という質問に「VHSを知らない」「VHSを知ってい ...
河瀨直美監督雲隠れ?なぜ舞台挨拶に立たなかったのか もう一つの五輪映画『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』とは大違い │プチ鹿島
ジャーナリスト青木理さん、TABLO編集長の久田将義さん、そして私プチ鹿島の3人で恒例のトークライブ“タブーなきニュース空間へようこそ” を先週おこないました。 ライブ中にお客さんから「河瀬直美総監督 ...
「4630万円男」は整形手術し名前を変えて海外へ逃亡するしかない 2022年最大級の事件の主人公はネットから逃げられないだろう
山口県阿武町で、町が誤って振り込んだ4630万円と、それを巧みに別の口座に移した24歳の男が逮捕された話題が、ここしばらくのすべてのメディアを席巻している。今回ネットでは「無能職員と無能金融機関社員の ...
お辞儀と愛国心について考えてみた 入江聖奈選手の「おじぎ」が道徳の教科書に載る違和感 │プチ鹿島
いつも楽しい東スポですが、4月末にこんな記事がありました。 『入江聖奈の〝おじぎ〟伝えた東スポ記事が道徳授業の教材に!』(東スポWeb・4月26日) なんと東スポの「金メダル入江聖奈 試合中“ペコリお ...
新入社員の皆さん 今飲んでいるのは「ビール」でしょうか 居酒屋で「とりあえずビール」が変わった日│中川淳一郎
平成の時代、ビール風飲料の「発泡酒」と「第3のビール(現・新ジャンル)」という酒税の低い2種類が登場し、「大蔵省(現・財務省 ※第3のビールについては財務省時代)のビールへの課税の高さのスキを突いたメ ...
東スポは世の中のリトマス試験紙だ ウクライナ侵攻『プーチン トナカイの血飲む』の意図するもの│プチ鹿島
朝日新聞の峯村記者問題。安倍晋三元首相が週刊ダイヤモンドのインタビュー取材を受けた後、ダイヤモンド編集部の副編集長に公表前の誌面を見せるように要求した峯村記者の行為のことだ。 ギョッとする話だがこの件 ...
プロ野球開幕 平成の暴言 渡辺恒雄「たかが選手が!」発言の真意を改めて考えてみた
プロ野球が開幕したが、思い出すのが2004年(平成16年)、1リーグ制を推進したかった渡辺恒雄・巨人軍オーナー(当時)が、労使交渉を含め各種課題について対話を求めた当時の古田敦也・プロ野球選手会会長に ...
ウクライナ侵攻「岸田首相にとって地元・広島は重要なキーポイントになっている」 『お笑い公文書2022 こんな日本に誰がした!』発売│プチ鹿島
本サイトの久田将義編集長から今回は『お笑い公文書2022 こんな日本に誰がした!プチ鹿島政治コラム集』(文藝春秋)について書いてみるのはどうでしょう?と提案していただきました。ありがとうございます。3 ...
平成のお色気番組が今も続いていたら 「トゥナイト」「11PM」「ギルガメッシュないと」の功績を振り返る
今の時代、地上波テレビで女性の乳房を見ることはほぼなくなったが、平成の時代であってもいわゆる「お色気番組」はあり、『11PM』(日本テレビ系)、『トゥナイト』(テレビ朝日系)、『トゥナイト2』(同)、 ...
『河瀨直美が見つめた東京五輪』を『NHKが見つめた東京五輪』にタイトルを 変えたら全てがスッキリした│プチ鹿島
最近「メディアと政治」の話題がやたら多いです。大阪府と読売新聞大阪本社の包括連携協定、立憲民主党がネットメディア「CLP」への資金提供を明らかにしていなかった件、映画『新聞記者』に関する文春報道、石原 ...
大谷翔平の活躍に見る「なお報道」とは チームの勝敗は二の次 日本のスポーツ報道の在り方を考える│中川淳一郎
2021年のMLBは大谷翔平が見事MVPを獲得したが、まさかこんな日が来るとは……と1995年、野茂英雄がドジャースに入った時以来のMLBファン(というかMLB在籍日本人選手ファン)は感慨深いのでは。 ...
「お笑い」が「美談」に昇華する現代 林家三平『笑点』卒業はその対極にあるのでは│プチ鹿島
人気番組「笑点」で林家三平さんの卒業が発表されて以降、ザワザワしています。私はもはや「笑点」そのものより「笑点報道」に心を奪われているといっていい。ひと言でいうとオヤジジャーナルの切り口 ...
大学に行く必要性を改めて考えてみるべきでは 大学は現代をサバイブする武器ではなくなった
2020年1月から開始した新型コロナ騒動だが、この約2年間、大学生はリモート講義を余儀なくされた。私には2020年4月、2021年4月に東京の私立大学に入学した甥が2人いるが、2人とも大学の友人は少な ...
「東スポ餃子」を食してみた! 東京スポーツの餃子販売には場外馬券売り場の客減も影響か│プチ鹿島
「TABLO」編集長の久田将義さん、ジャーナリストの青木理さんと恒例のトークライブをおこないました。今回も盛りだくさん。「野党は批判ばかり」って誰が言いだした?「サンデーモーニング」の本当の熱心な視聴 ...
日本人はなぜ小室圭氏をバッシングし続けるのか
ようやく小室圭さんと小室眞子さんをめぐる大バッシングが2人の渡米により少し沈静化した。とにかく2017年末の小室さんの母・佳代さんと「元婚約者」をめぐる金銭トラブル以降、小室圭さんはネット炎上の主役で ...
メディアはもっとゲリラ的になるべきでは 当事者に取材すると見えてくるもの│プチ鹿島
前回、「TABLO」で四聞ネタを書きました。四国新聞は平井卓也議員の一族経営で、平井氏のライバル・小川淳也議員には取材しないで批判的な記事を書くことが多い。それが本当に不思議だと。 そのあと私は4泊5 ...
衆院選直前 四国新聞はなぜ小川淳也氏に当てないで報道したのか│プチ鹿島
先日、配信トークライブをおこないました。メンバーはTABLO編集長の久田将義さん、ジャーナリストの青木理さんと私プチ鹿島の3人。 Twitteアカウント「Dappi」について青木理さんがライブ開始と同 ...
菅義偉首相は言葉を持たない政治家だった 「広島・原爆死没者慰霊式・平和祈念式読み飛ばし事件」は深刻
菅首相の原稿読み飛ばし。この”事件”は深刻です。 おさらいすると、6日の広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式のあいさつで「わが国は核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国」とした部分な ...
小山田圭吾、のぶみ両氏が辞任 東京五輪よりヤバいオリンピックを探してみた! 長野五輪開会式の退屈さは今も語り草
やることなすことすべてが批判と撤回だらけの東京オリンピック。開幕直前に楽曲担当の小山田圭吾が過去の「いじめ」がぶりかえされネットで大炎上。各種メディアも追随し、辞任した。そして開会式直前の今、注目され ...
まるで暴君 西村経済再生相の金融機関への「圧力」 「飲食店を諸悪の根源扱い」する西村氏は菅政権そのもの│プチ鹿島
西村経済再生相の発言がヤバいです。休業要請に応じない飲食店に対し「金融機関からも働きかけをしてほしい」と言ったのだ。今回の発言には3つの見どころがある。 「西村と酒」「パワハラ疑惑」「お願い」の3つで ...
野党オールスターが実現した平成・民主党 今見ると凄いメンバーです 自民の支持率低下だが野党も伸びないのが世論
今年は解散総選挙の年だが、果たして政権交代はあるか? 日本は常に「空気」によって社会が変わっていくが2009年8月30日の衆院選では政権交代が達成された。民主党は193議席増の308議席で自民党は18 ...
「東京五輪は北朝鮮ツアー」と化す 外国人ジャーナリストは「バブル」に収まらないのでは│青木理・プチ鹿島・久田将義
安心・安全の東京五輪だそうです。でも、その割には責任の所在をなかなか教えてくれません。いろいろ注目はありますが、私が気になるのは「マスコミ報道」です。といっても日本のマスコミではなく来日する海外の報道 ...
急に会見し出した菅総理 謎の自信の根拠はバイデン首相会談が成功した(と思い込んでいる説)│プチ鹿島
新聞や雑誌が大好きな野次馬の私ですが、最近ひときわ注目した記事があります。それはこちら。 『首相、会見に積極姿勢 訪米で自信? 5日連続応じる』(産経4月23日) 菅首相は4月に訪米してバイデン米大統 ...
東京で緊急事態宣言 私がなぜ「コロナ楽観・経済重視論」を主張するのか 小林よしのり氏の考えに共鳴する理由│中川淳一郎
このたび、TABLO編集長の久田将義氏からこんなメールをいただいた。ここではザックリとコロナに対する「慎重派(人命尊重派)」と「楽観派(経済重視派)」の違いについて書く。恐らくTABLO読者の皆様から ...
貴方は憶えているだろうか「ライブドア球団名ネット投票事件」を 堀江貴文氏とジェンキンスさんの思い出
平成野球史で印象深かったのは、堀江貴文氏の新球団取得騒動である。ニッポン放送買収計画の1年前にあたる2004年、堀江氏が颯爽と現れ、大阪近鉄バファローズを同氏が経営するライブドアが買収すると宣言したの ...
テレビ局に予算がない! 四月改変で異様な現象が次々と 『報道ステーション』のひんしゅくCMは日経WBCに寄せたのか
先週の木曜に『青木理×久田将義×プチ鹿島のタブーなきニュース空間へようこそ2』というトークライブをやってきました。 芸能人の下世話バナシから、「今メディアはどうなっているのか?」という真面目なものまで ...
菅首相、逆ギレ会見の真相 「ぶら下がり」で逃げようと思ったのに記者の質問攻めが思いのほかヤバかったのでライフ0に|プチ鹿島
前回は「菅首相と政治記者」について書いたのですが、先週末にこんな展開がありました。 『菅首相 キレた「同じような質問ばっかり」…接待問題の質問浴び』(デイリースポーツ2月26日) 一体何が起きた? 伏 ...
コロナ後の日本人の生活様式を予想してみた 「コロナに強い食べ物」が流行るか|中川淳一郎
常に「謎のブーム」というものは到来する。今の世の中、「ブーム」とは言えぬものの「全員がマスクをつけなくてはならない」はブームに近いといえよう。あとは、戦時中の如き「欲しがりません、勝つまでは!」的に自 ...
「鉄壁の菅首相」誰が言い出した? 森会長辞任の陰で薄れたが「お答えを差し控える」がまた増えていた!
森喜朗の性差別発言が報じられた夜、トーク配信ライブをしました。 『青木理×久田将義×プチ鹿島の“タブーなきニュース空間へようこそ”』というもの。TABLOの久田編集長、ジャーナリストの青木理さんとです ...
『映画秘宝騒動』にひと言だけ言いたい あの「だいしゅきホールド起源事件」の様に綺麗に終息させましょ|春山有子
日々、何かが燃えては朽ちてゆくツイッター界隈ですが、最近では映画専門誌『映画秘宝』の岩田和明編集長が、彼が出演したラジオの女性リスナーへ、雑誌公式アカウントから「死にたい」とメンヘラDMを送ったことが ...
脱コロナしたら速攻で行きたい洞窟風呂! 「ポツンと一軒温泉」でノンビリ・快適に過ごしたい|超穴場スポット
コロナウイルスの感染拡大がおさまらず、私たちは温泉を我慢したまま冬を越そうとしています。やがて来る(来て欲しい!)終息のその時に行きたい、珍な温泉を紹介します。 「私語厳禁カフェ」が話題 客はLINE ...
発泡酒の税率がビールと同じになる? ビールの種類の豊富さにワクワクした平成初期はいずこへ|中川淳一郎
平成初期(1990年代)で思い出すのが「やたらとビールの種類が多かった」ということである。季節限定ビールならまだしも「状況に合わせたビール」まで登場していたのだ! 今でも「秋味」(キリン)や「冬物語」 ...